本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、2019年が始まりました。
ファンドのストラクチャリングを生業として、またファンドの運営・管理を主戦場とするものが市場を云々言う立場ではないですので、昨年の市場の総括をするべきではありませんのでそう言うことは申し上げませんが、リスクリターンの観点でよりリターンの出しづらい環境になったことや、投資家サイドの投資嗜好の変化に対応する、より深いレベルのプライベート資産向けの投資戦略への注目がより高まり、また実際に資金流入も始まった一年だったのではないでしょうか。
他方で、2008年の世界的な市場の混乱から10年ということや多くの資産クラスで資産評価が高留まっている中で、特にプライベート資産の投資においてドライパウダーと呼ばれる投資家サイドからの投資に対する待機資金の過去最大の積み上がりという買い圧力から、その投資機会を作る際に、今までより(価格リスクや資産保全性の観点での)リスクを取る形でしか投資機会を得られなくなりつつあることを見て、そろそろ市場の反転か、という声をあちこちで聞き、またそれを待ち構える動きも徐々に見えてきた一年でもありました。
そんな市場感を携えてのこの2019年、結局2018年と同じように進むのか、それとも。。。
ま、いずれも過去来た道なので、今回は(も?)慌てず本質を見極めながら粛々と対応していくのだとは思います(笑)が、ま、いつでも創造的で付加価値高く、でも、合理的かつ公平に(なので、自分を安くは売らずw)、といういつもの自分を変えずに過ごしていきたいな、と、これを今年の新年の抱負を変えさせていただこうかと思います。
ということで、今年も何か楽しいことをしたいものですな。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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