AIMA Japan Forum 2018、お陰様で大盛況のうちに終わりました

さて、先日お伝えした通り、今年のAIMA Japan Forum 2018もこれを書いている 2018年5月25日からみて昨日である24日に無事に、盛況のうちに終わりました。

今回はどんな流れだったかというと、まぁ、Forum のプログラムを見れば詳細はわかるものの、私の目線でどんな流れだったかを時系列的に少しご紹介しましょう。

今回は申し込み締め切り時点での参加申し込み数が200を超えて「おお」と思っていたのですが、残り3日間で400にわずかに手が届かないところまで一気に申し込みが来たので事務局が(手作業で!)さばいて当日を迎えました。

当日の流れはというと

当日も前日の雨から一転快晴に恵まれてか、開場してから順調に参加者が来てくださったのもあって、開会挨拶の時点でざっくり会場のキャパシティである 300名弱のテーブルの3/4程度がほどよく埋まる、というグッドスタートを切ることができました。そこからはお約束のオフショア弁護士を軸にしたパネルに始まり(でも、内容は「株のロングショート戦略をするなら、日本、アメリカ、香港、シンガポールのどこで会社を作って運用するのが一番?」というその後の展開をちゃんと踏んだものでしたよ)、そこから(個人的には商業的な背景が透けたプレゼンだったので多くを語らずに飛ばすし、ここに喧嘩売るネタは実は書いているのでそのうち公開する、として)仮想通貨の話に一気に飛んで、そこからは、もし私の instagramfacebook をフォローしてくださっているならばお気づきだったかと思いますが、ほぼほぼリアルタイムで進行をアップし続けていましたのでそのタイムラインからご覧いただけ。。。ああ、大事なところは写真をアップしなかったんだ(笑)ま、この左に掲載したけど、この日の多分一番の注目(で、そのおかげでプレスの参加も過去最高)だったのが、小池百合子東京都知事による登壇と、ゴールドマンサックス証券のキャシー松井女史との対談(そういえば去年は旦那のイェスパー・コールにもビデオで喋ってもらったっけ。。。)。ここがクライマックスで人がすっと帰っちゃうかと思ったら、案外そうでもなく、その後の元フランス首相(この人、フランス史上最も若くして首相になり、もっとも長い間首相を歴任されたという実はすごい人)の(AIMA Japanの会長の国籍を気にせずにアメリカをディスりまくる(笑))基調講演、そしてランチでもまだ人がくるくらい。

午後は選択を迫るForum に(笑)

そして午後にはForum 史上初の分科会形式で展開しました。これは、二つのセッションを同時進行する、という昨年までの educational sessions で採用していた方式で、今年はプログラムを見ての通り色々トピックで盛り沢山になったので、頑張って詰め込んで見た、という感じです(笑)

そして、最後のティーブレイク、いやコーヒーブレイクを経て、国内投資家最大手の方々の投資に関する考え方のありがたーいお話と、そのあとの恒例の市場予想ゲームの結果発表でフォーラム自体は幕を締めて、あとはみんなで夕日を浴びながら、リッツ・カールトンのデッキでワインを飲みながら「長い1日だったねー」なんて言い合いながら名刺交換に勤む、という感じでした。

終わった後の会場風景はこんな感じでしたが。。。うまくinstagram の埋め込みが機能するかな。。。

Party is over. See you again next year at #AIMAJapanForum !

Shinobu Miyataさん(@shinobum1971)がシェアした投稿 –

 今回、なんでこんなに人が集まったのでしょう。

まぁ、一番大きいのは写真の方による登壇、ですよね。図らずも、4月27日に「東京版EMPファンド創設」の発表があったので、東京都知事による金融都市構想やそれに伴うファンド関連事業の話に注目が集まったのは、とても自然なことですよね。この日は都知事だけでなく都の担当部長さんによる詳細の説明もあったので力の入りようと言ったら、というところなのですが、これはその後のコーヒーブレイクやカクテルの時に「で、結局東京都って何するの?」という話が出たので、これは次の記事で解説しようかと思っています。って、なんで私が出来るんでしょう。。。(笑)

そのほかの要因といえば、参加者がみんな満足したのが会場であるリッツカールトン。去年の時事ホールだってよかったんですよ。しかも、6月の株主総会時期によくぞ我々に会場を開けてくださった、と思うようなところなのですが。。。ホテルのホスピタリティにはどうしたって及びません。(カレー含めて)ご飯も美味しかったです。スポンサーさんたちの荷物の搬入出にも本当に親身に対応してくださいました。本当に運営側としては感謝です。とはいえ、今年はたまたまこの日がぽっかり空いていたので使わせていただけましたが来年はどうでしょう。。。早く日にちを決めなきゃ。。。

あと、ちらっと触れましたが、この数年6月開催だったのですが今年は5月開催、ということで比較的気候も良いし株主総会とぶつからないし、というのもよかったようです。とはいえ、実はプライベート・エクイティのパネルの調整をしたのですがこの時期はPEファンドの投資家総会の時期でもあるのでスピーカーの方に結構お断りされたなぁ、という印象もあったりします(実際、今年は自分でもあちこちの投資家集会にお邪魔させていただきましたしね)。おまけですが、2010年までは3月開催だったんです。2011年の地震の影響でその年に6月開催になってから6月に定着していた、という経緯があるんですが、これは5月に移って正解でした。

さらにいうならばトピックが多岐に、しかも今ホットなオルタナティブ投資をよくぞここまで、というほどかき集めたのもよかったのかもしれません。例えば、世界中の仮想通貨の取引量の65%を占める日本ならではの仮想通貨のトピックは金融都市東京の力点の一つ、フィンテックとの兼ね合いもあ理、また、AIMA Japan 自体もこの一年は仮想通貨系のミニセミナーを何度か開催し、AIMA 本体も Alternative Credit Counsel (ACC)で仮想通貨関連の取り扱いを始めたこともあり、今回のセミナーで紹介するのはとても自然な流れになっていました。また、前述のPEもこのところの国内の機関投資家、特にゆうちょ銀行など大型投資家による投資への注目が一気に上がった投資戦略でしたし、VCも金融やメディカル、スマホゲーム(笑)だけでなく、宇宙のような今まで以上にリスクと夢との規模の桁が一気に上がった投資に注目が集まり出しましたし、海外からの日本の規制への注目を集めた戦略としては登録業者制を導入する HFT (High-Frequent Trade) が今年一番だったかもしれません。

中身は多くは語らないけど。。。来年はどーしよう(笑)

ということで、これだけ盛り上がったので、スポンサーの皆様にも喜んでもらいましたし、お声がけしてスポンサーしなかった会社さんには惜しいチャンスを逃しましたね、と耳打ちしつつ、もう来年に目が向いてしまうのは。。。やはり業界の活性化は東京都のEMPもあるけど業界団体を通じてより多くの人たちが集まって声を集めていくという活動が一つのカギであり結果を生み出していく、という過去の実績を思えばこそ、です。というか、大変だけど(って、今年はそんなに働く機会がなかった。。。かな?どうかな。)楽しいんですよね。好きなんですかね、こういうのが(笑)

ということで、”Party is over.  See you next year at #AIMAJapanForum!


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